コロナ時代となり、働き方や生活スタイルを強制的に変えざるを得なくなりました。ビジネス書「チーズはどこへ消えた?」に登場する、外部環境の変化に即座に順応したネズミと現実を受け入れず行動しない人間。今まさに起こっていることです。これからオフラインのみのチャネルでは生き残ることはほぼ不可能で、様々な企業がオンラインの場に活路を見出そうとしています。私のマーケティングで培った行動分析(お客様がどの様にあなたのお店を知って足を運ぶか?)をもとにホームページを作成します。
オーストラリア に4年住んでおり、日本の標準と海外の標準とのギャップに気づかされました。日本でよく目にする色とりどりで情報量が多い広告やデザインは、欧米の方からすると「情報が多すぎて読む気にならない」が本音。シンプルなデザインの方が圧倒的に好まれます。
インバウンド取り込みについてのお話を1つご紹介します。都内に外国人観光客に向けた2種類の飲食店が張り紙を入り口に貼っていました。
1つは「外国人お断り」もう1つは「日本語しか話せませんが是非入って下さい」。張り紙を貼った理由は実は両方の店主も同じで、英語が話せないことに対する不安でした。外国人を取り込む際に大事なのは英語が話せる事ではありません。彼らは日本でしか味わえない経験を求めていて、5スターホテルの完璧なサービスを常に求めている訳ではありません。日本の人口減少が確定している今、インバウンドや在日外国人の取り込みは必須です。入り口の幅を拡げて日本人以外の方もあなたのファンになってくれたら、と思うとワクワクしませんか?